不動産投資の最終的な成功は、「金融機関からの融資をいかに引き出せるか」にかかっているといっても過言ではありません。いくら魅力的な物件と出会えても、融資が決まらなければマンション経営をスタートさせることは難しいです。スムーズな融資を可能にするためには、「不動産投資と金融機関の関係」を正しく理解することが重要になります。

不動産投資でよく使われる主な金融機関カテゴリ

マンション経営,金融機関カテゴリ
(写真=StudioByTheSea/Shutterstock.com)

不動産投資をはじめるときに融資してくれる金融機関といっても、さまざまなカテゴリがあります。不動産投資を成功させるには、自分の属性(年齢・収入・雇用形態など)にフィットした金融機関を選ぶことが欠かせません。マンション経営の融資で一般的に利用されているカテゴリには、メガバンク、地銀、ノンバンクなどがあります。それぞれの特徴を理解しましょう。

富裕層向きの「メガバンク」

全国的に展開する大規模な金融機関です。他の金融機関と比較して「低金利の傾向がある」のがメリット。一方、審査基準が厳しいというのがデメリットで、一般サラリーマンの不動産投資の融資には不向きと言われます。金融機関によっては相当な資産家でないと積極的に融資しないというケースもあるでしょう。また、サラリーマンへ積極的に融資してくれる金融機関でも、上場企業勤務や高所得者に限定しているケースもあります。

地方物件に強い「地銀」

その地域に根ざした金融機関です。メガバンクと比較して、審査のハードルが低いのがメリット。その分、「高金利の傾向がある」のがデメリットです。一方、一言で地銀と言っても、金利の設定や審査基準で、企業ごと、店舗ごとに独自色があります。不動産投資に対する融資基準が厳しかったり、また、交渉次第では有利な金利を引き出せたりするケースも少なくありません。

使い方によっては低金利も可「ノンバンク」

預金業務を行わず、貸出業務を主にさまざまなサービスを展開する金融機関です。審査がスピーディーというのがメリット。これぞと思う物件をすぐに押さえられることは他の不動産投資家に対してのアドバンテージになります。デメリットは、メガバンクや公的な融資機関よりも金利が高い点です。しかし、実際には大手の新築マンション会社の物件であれば、メガバンクに匹敵する低金利で融資を受けられるケースもあります。

その場合、スピーディーな審査、低金利のメリットが享受できます。不動産投資のセミナーや書籍では、「ノンバンク=高金利」と解説されることが多いですが、あくまでも中古物件や中小ディベロッパーなどに限った一般論のため注意しましょう。このほかに、女性や中高年の方、自営業者などであれば日本政策金融公庫の利用も一案です。メリットは、これらの属性の方が「優遇金利で融資を受けやすいこと」「全期間固定金利に設定できること」など。デメリットは、緻密な事業計画書を求められることです。

自分の属性と相性のよい金融機関を見つける方法は?

ここまでの内容で、金融機関のだいたいの特徴はつかめたのではないでしょうか。しかし、本当にどの金融機関がご自身に合うのか、確信を持てない方がほとんどでしょう。現実的には、不動産会社(マンション販売会社や仲介会社など)のコンサルタントの意見を参考にしながら選択するのが賢明です。経験則をもとに、相性のよい金融機関を提示してくれるはずです。

次のステップとしては、金融機関との交渉になります。これは、不動産会社の紹介を通して交渉をスタートするのがスムーズです。大手の不動産会社であれば、たいていの場合、複数のカテゴリの金融機関と取引していることが多いので、その中から相性の良いところを紹介してくれます。金融機関との交渉・手続きは、不動産会社がサポートしてくれますが、依存しすぎてしまうのはやめましょう。

今後、経営規模を拡大したり、安定経営をしたりしていくには金融機関の知識はマストです。わからないことが出てきたら、調べたり確認したりしながら着実に知識を増やしていきましょう。(提供:Braight Lab

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