「キャリアの棚卸し」とは、いままでの仕事の経歴やスキル、実績などを書き出し整理整頓することです。40代の転職ではこのキャリアの棚卸しが重要で、自分の強みや自分の市場価値、仕事観、転職戦略を知ることができます。

キャリアの棚卸しで考えたい5つの質問

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(写真=marvent/Shutterstock.com)

キャリアの棚卸しをすることで、これまでに気付いていなかった自分のことが明確になってきます。転職においては、まず目標を定める必要があり、目標を定めるためには自分自身と向き合いながら理解を深めていくことが不可欠です。

質問(1)「いままでの職歴を教えてください」

これまでに携わった仕事に関する質問です。キャリアの棚卸しでは、当然ですが過去の仕事に関する質問をしていきます。その中でも最初に整理をする必要があるのは職歴です。

企業に提出する履歴書を作成する感覚で問題ありません。「〇〇年〇〇月 〇〇株式会社 〇〇部所属」といった内容で書き出します。手書きでなくパソコンでもなんでも構いませんので、これまでの職歴をすべて書き出しましょう。

その際、職歴1つに対して1つのスペースを用意します。ノートに書き出すのであれば、経歴ごとに1ページずつ用意してください。職務経歴を1つずつ書き出すのは意外と大変な作業ですが、漏れのないようゆっくり思い出しましょう。

質問(2)「どんな職種を経験しましたか」

いままで勤めていた会社や部署で携わった業務内容に関する質問です。

先ほどの問いで書き出した答えに書き加える形で、部署ごとに細かく業務内容を書き出します。営業職について書き出す場合は、「営業」とだけ書くのではなく「個人のお客さまに生命保険を提案する営業」といったように具体的に書きましましょう。

質問(3)「どんな努力をしてきましたか」

これは仕事の姿勢に対する質問で、同じ業務内容でも人によって内容が異なります。

「専門知識を習得するために資格試験を受け合格した」「顧客満足度をアップさせるために、接客態度の丁寧さを徹底した」などのように、努力してきた部分を書き出してみましょう。

自身に問うことにより自分の得手不得手も自覚できます。またスキルアップだけでなく苦手だったことを克服した経験があれば、その経験についても書き出すとよいでしょう。

質問(4)「何が評価されていましたか」

あなたが上司や同僚から評価されていたことについての質問です。上司や同僚から評価されていたことを思い出して細かく書き出しましょう。

もし思い当たる事柄がなければ、自信をもってアピールできることについて書き出します。「誰よりも分かりやすい企画書が作成できる」「向上心が強く同じミスを繰り返さない」など、あなたの魅力を書き出してみてください。

また勤続年数が長いことや、無欠勤無遅刻、役職が与えられていたことなども魅力の1つです。

質問(5)「好きだった業務や嫌いだった業務は何ですか」

これはあなたの好みに関する質問です。多くの人には好きな業務と嫌いな業務があります。「接客は苦にならないけれど事務作業は苦手」という人もいれば「店頭での接客は好きだけれど、訪問営業はなるべく避けたい」という人もいるでしょう。

自分の好き嫌いを把握して転職に生かしていきましょう。

キャリアの棚卸しで仕事観を自覚しアピールしよう

キャリアの棚卸しをすることで、これまでに気付いていなかった自分のことが明確になってきます。あなたがアピールすべき自身の魅力も見えてきて、面接でもしっかりと相手に伝えることができるようになっていくでしょう。

40代で転職を考え始めたら、あなたが何を転職に望んでいるのか、どうアピールすればいいのかを明確にするためにも一度キャリアの棚卸しをしてみると、新たな展開が見えてくるかもしれません。(提供:ANA Financial Journal

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