情報発信
(画像=PIXTA)

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浅草観光連盟の先輩達は、伝統文化を受け継ぐ四季折々の行事を続けるだけではなく、いくつもの新しい行事を生み出してくれた。

1月には若手の歌舞伎役者を育てる目的で新春浅草歌舞伎を、2月には文化人・芸能人を集めた豆まきを、4月には江戸時代に京都で発祥した投扇興(とうせんきょう)の会や、九代目市川團十郎「暫」の銅像の復活を記念した「泣き相撲」を開催。7月には浅草と上野を結ぶ商店街で下町七夕まつりを、8月には斜陽化した興業を活気付けようとサンバカーニバルを、9月には連続テレビ小説「こころ」のつながりで南魚沼産コシヒカリを浅草神社境内で提供する「らいす・ぬーぼー」という催しも行っている。それぞれ歴史や伝統を踏まえ、浅草に適した形で作り上げている。

また、3月には明治維新で神仏が分離されたことで形を変えてしまった古式の三社祭を、浅草寺本尊のご示現を祝う浅草神社宮神輿の堂上げ、堂下げという形で復活させた。さらに、台東区の協力も受け、江戸時代の正月に浅草神社で行われていた流鏑馬(やぶさめ)を隅田公園で開催(4月)。1961年から交通事情の悪化などで中止されていた隅田川花火大会(7月)を78年に復活させ、66年から隅田川の防潮堤設置により中止されていた「とうろう流し」(8月)も05年に復活させている。

この他にも、除夜の鐘を筆頭に、節分会、三社祭、お冨士さんの植木市、四万六千日のほおずき市、納めの観音羽子板市などを変わらず続けている。