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(画像=Pressmaster/Shutterstock.com)

ここでは、貸借対照表と損益計算書について、仕組みや構成、見るべきポイントを解説します。

①貸借対照表の見方のキホン
現預金・売掛金・棚卸資産・貸付金・借入金に着目し数値や平均月商対比を確認

貸借対照表とは、ひと言でいえば企業の財政状態を総合的に示した表といえます。「B/S」と表記されますが、これは英語でバランスシート(BalanceSheet)と呼ばれるためです。

貸借対照表は、通常、半年ごとや1年ごとといった決算期末時点で作成されます。一定時点の財政状態が表されているのですが、記載内容は企業が誕生してから当該決算時に至るまでの事業活動の結果ともいえます。

貸借対照表は、事業活動に欠かせない資金をどのように調達して何に使用しているのかを表します。貸借対照表の形は基本的に長方形をしており、左右に分かれています。左側が資産項目(資産の部)、右側が負債項目と資本項目(負債・純資産の部)です。

資産の部には、文字どおり保有している資産の内訳と合計が示されています。資産を保有するには資金が必要ですから、資産の部では資金を何に使っているのかが分かるのです。負債・純資産の部では、資産を保有するために必要な資金をどのように調達しているかを示しています。

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