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(画像=9dream studio/Shutterstock.com)

②損益計算書の見方のキホン
売上高・営業利益・当期純利益の推移を見てトレンドを検証しよう

損益計算書とは、半年や1年間といった決算期間における事業活動の成果を表す、いわば成績表です。英語で「Profit andLoss Statement」と表記されることから、略称で「P/L」とされます。

事業活動によりどれくらい売上があったか、売上をあげるためにどれくらい費用がかかったか、その結果、どれくらい利益を確保することができたかを示しています。「黒字だった」「赤字だった」という言葉をよく耳にすると思いますが、これらは損益計算書で利益あるいは損失が出ていることを意味します。

損益計算書は、決算期間という限定された期間の成果を示しているわけですが、別の言い方をすれば限定された期間の成果しか分かりません。特殊な一過性の事情が起きると、成果が大きく左右され、異常な数値が出ることがあります。通常の事業活動を把握するには、過去数期分の損益計算書を見て、トレンドを検証しなければなりません。

過去から最近までの推移を見ることで、成長しているのか、それとも衰退しつつあるのか、おおまかにせよ、把握することが可能です。金融機関において取引方針を策定する際には、それが重要な指標になるのです。

上から順に計算していく