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バンクビジネス
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C社は、食品メーカーです。サンプルを見ると、売上総利益は前々期から前期、当期と2期連続で2000万円ずつ増加していますが、販売費および一般管理費(以下、販管費)を差し引いた営業利益(本業で稼いだ利益)は2期連続で1000万円ずつ減少しています。当期にいたっては、営業利益は0円であり、経常利益以降は▲1200万円の赤字です。

売上総利益が増加しているものの営業利益が減少している要因は、販管費の増加といえます。そのため、ここでは販管費に着眼して検証する必要があります。

販管費は、商品や製品を販売するために直接かかる費用(販売費)と、業務全般の管理活動にかかる費用(一般管理費)の合計額です。事業に要する費用のうち、売り上げた商品や製品を入手するのにかかった費用である売上原価を除いた費用であり、「営業費」ともいいます。

C社の販管費の内訳を見ると、販管費が増加した要因は給料手当の増加であることが分かります。このような場合には、販管費の明細を確認したいところですが、難しいようであればヒアリングでもよいでしょう。

人件費は部門によって計上される科目が異なる