企業情報
(画像=PIXTA)

帝国ニュースやCOSMOS2などの企業情報はどのように使われているのか

筆者は、最近「企業情報」の使われ方が変化してきていると感じている。

例えば、帝国データバンクでは「帝国ニュース」という日刊紙を発行している(地域版は週1~2回発行)。支店内で回覧などされていて、ご存じの読者もいるだろう。紙面では、経営に役立つ明るい情報なども発信しているが、倒産記事が多くを占めるため、主に与信管理用途で読まれているようだ。

ただ最近は、この帝国ニュースの活用方法に変化が起きている。ある建設会社では、「職人確保」のために購読しているという。どういうことか。

世は人材不足の時代。その建設会社は、帝国ニュース内で倒産企業の債権者名簿に記載されていた同業者=連鎖倒産のおそれがある同業者に着目。その会社に電話をして、「職人を当社で引き取りましょうか」と持ちかけるのである。

「倒産=与信」という固定観念を超えた、情報活用の事例といえよう。