ファイナンシャル・アドバイザー
(画像=PIXTA)

―あの人は何を見て、何を考えているのか

今後のマーケットの見通しを自分なりに立てられればお客さまへの説明にも説得力が生まれるが、苦手意識を持っている人も多いだろう。そこで本稿では、専門家の方々が実践しているマーケットとの付き合い方、見通しの立て方を紹介する。

小松英二さんの場合

① マーケットを俯瞰するうえでのチェックポイント

世界経済に不透明感が広がり、金融マーケットの先行きも見通しがつきにくい。

まずは金融マーケットの現状を掴んでおきたいところだが、そのためのポイントをみていこう。

「マネーの潮流変化を捉えよう」

私は、大局的なマネーの潮流(世界的なお金の流れ)をチェックしている。

2008年のリーマン・ショック後、先進国の金融緩和マネーが新興国に流れ込み、株高、土地高、通貨高をもたらした。注目はその後の潮流変化である(図表1)。