投資信託の利益の源泉は、分配金と基準価額の上昇になります。今回は長期投資をする上で理解しておきたい、基準価額と保有口数の関係性を可視化しながら理解を深めたいと思います。

投資信託
(画像=Getty Images)

投資信託の基準価額とは株式で言う株価そのものに該当しますが、投資信託の基準価額を見てみるとどれも高額なのに驚いたかもしれません。しかしこれは見かけの数字であって、投資信託を購入するのにこんな大金を必要とはしません。

基準価額は1万口分の単価を掛けた金額で表示されていますので、投資信託は一口あたり単価10円未満で非常に低価格にて購入できます。

仮に今、基準価額12,000円(1.2円/口)の投資信託を1万円分購入すると、約8333口購入可能となります。

今さら聞きけない投資信託の仕組み ~基準価額と保有口数の関係性~
(画像=The Motley Fool)

では2回目の購入時も基準価額が12,000円(1口当たり1.2円)の時に、1.5万円分購入すると、下記のようになります

今さら聞きけない投資信託の仕組み ~基準価額と保有口数の関係性~
(画像=The Motley Fool )

2回目は購入金額を増やした為、購入口数が増えた分だけグラフが右側に長く伸びました。つまり投資信託による積み立て投資とは、日々変動する基準価額(上下)に対して保有口数を(右側に)増やしていく投資手法をイメージすると分かりやすいでしょう。

積み立て投資とは対象的に、一括投資は1度に保有口数を増やす投資手法になります。

今さら聞きけない投資信託の仕組み ~基準価額と保有口数の関係性~
(画像=The Motley Fool)

投資信託の基準価額は企業・世の中の業績の影響を受けて日々上下することで、当然ながら自分の資産評価額(水色の面積)も変動しますが、売却しない限り保有口数は減りません。←ここ超重要!

世界中で株価が下落している様な状況では、ほぼ全ての投資信託の基準価額も下落することになりますが、そういう時も定額で積み立て投資をしていると自然と購入口数が増える事になります。※図4

そして世界経済の景気が上向いた際に、購入口数を増やした投資信託の基準価額上昇と逢せて、資産評価全体も一気に上昇することになるのです。※図5

今さら聞きけない投資信託の仕組み ~基準価額と保有口数の関係性~
(画像=The Motley Fool)
今さら聞きけない投資信託の仕組み ~基準価額と保有口数の関係性~
(画像=The Motley Fool)

投資信託を通じて世界中の株式へ分散投資を行うと、長期的には年間3~5%のリターンが期待できますので、基準価額が低下(グラフが低くなる)している時こそ積立て投資を継続して保有口数を増やし(グラフを右側に伸ばす)、経済が回復してきた時に基準価額が上昇(グラフが上に伸びる)することで、資産総額(水色の面積)が大きくなるのです。

最後に今回のテーマで1番大事な部位をおさらいします

資産評価額(変動する)=投資商品の現在価格(変動する) × 保有数

投資信託は売却しない限り、保有口数は減らないのです。(提供: The Motley Fool Japan


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記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。