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ミドルリスク先の概念や支援にあたっての課題など、営業店担当者が押さえておきたい基礎知識を解説する。

Q1 そもそもミドルリスク先とはどのような取引先のこと?金融機関ごとの違いは?

A 明確な定義はないが、財務基盤が強固な企業と比較して相対的に信用力が低い先をミドルリスク先という。金融機関では一般的に、信用格付に基づく債務者区分のうち、どこに区分されているかで論じられる。

図表は、金融検査マニュアル(自己査定・別表1)を基にまとめた債務者区分の定義である(下線は筆者。Q2参照)。この図表に沿って説明すると、一般的に正常先はローリスク先とされる。正常先は一般的に数区分に分けられており、最下位をミドルリスク先とする金融機関もある。

近代セールス
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金融機関によって異なるが、ミドルリスク先としては①要注意先、②要注意先と正常先の最下位先、③前記①もしくは②に破綻懸念先および実質破綻先の一部を加えた先──の3つの考え方がある。正常先とこれら以外はハイリスク先とされる。

Q2 支援すべきミドルリスク先をどのように選べばいいの?基準や考え方はある?