不動産投資でリターンを得る方法としては、マンション経営が一般的です。このほかの方法としては、「上場株式」「不動産クラウドファンディング」「REIT(リート)」などもあります。もし、あなたが選ぶとしたらどの投資方法がベストでしょうか?今回は、それぞれの投資におけるメリット、デメリットを解説します。

堅実で安定した資産形成。これが不動産投資の強み

不動産投資,リターン
(写真=bawan/Shutterstock.com)

「不動産」というテーマで投資をする場合、一般的なのはマンション経営でしょう。冒頭でも挙げた通り、それ以外の方法もありますが、すべてに共通するのは「堅実で安定した資産形成」という点です。短期間で爆発的に儲けることはできませんが、年月をかけて少しずつリターンを積み重ねていくのが不動産による資産形成の基本です。

これは、仮想通貨やバイオ株などと対比するとわかりやすいでしょう。これらは投資家の期待で高騰していくため、きっかけがあるとあっという間に暴落します。しかし、不動産は実体経済の根幹であり、リアルな取引がベースになっているため、短期間で資産価値が極端に減る可能性は低い投資といえるでしょう。

逆にいえば、不動産をテーマにしているにも関わらず、「短期間で儲けられる」とPRしている投資には裏がある可能性が高いため注意が必要です。

不動産に投資してリターンを得る3つの方法

それでは、不動産以外の「上場株式」「不動産クラウドファンディング」「REIT(リート)」の特徴を見ていきましょう。

不動産でリターンを得る方法1:上場株式

ひとくちに「上場している不動産会社」といっても相当数あります。その中から業績が好調で成長性のある企業を見極めて株を購入することが大切です。具体的には、各種メディアなどを参考にしながらスクリーニング(選別)し、投資家情報(IR)や四季報などでチェックするのが賢明です。この取捨選択に手間がかかることが上場株式のデメリットでしょう。もちろん、株価が下がれば損失になるのも注意点です。

一方、株式のメリットは、いったん銘柄を決めてしまえば、運用に手間がかからないことです。(長期保有の場合)あわせて、投資額を自由に設定できるのもメリットといえます。通常株式は、100株単位での購入が基本です。例えば、株価1,000円の銘柄であれば100株を購入するためには10万円が必要になります。

しかし、証券会社によっては単元未満株といって100株以下で購入できることもあります。(例:株価1,000円×1株以上)。ちなみに、ネット証券大手でいえば、楽天証券は100株ずつ購入というくくりがあり、SBI証券は単元未満株でも購入できます。

不動産でリターンを得る方法2:不動産クラウドファンディング

最近、急増している投資スタイルです。対象となる物件は賃貸マンションが多いですが、飲食店や幼稚園、ワークスペースなど多岐に広がってきました。枠組みとしては、母体となる匿名組合などが物件の取得・管理を実施し、そこで得られた利益から出資者には分配金が支払われます。不動産クラウドファンディングは、1口1万円程度の少額から投資できることがメリットです。

一方、運用がうまくいかなければ元本が減ったり、分配金がなかったりすることはデメリットになります。あわせて、人気のあるプロジェクトは競争率が高くなり、なかなか抽選で当たらず、投資がスタートできないことも少なくありません。

不動産でリターンを得る方法3:REIT(リート)

REITも人気のある不動産を活用した投資です。一般的な仕組みとしては、不特定多数の投資家から集めた資金で不動産物件を保有・運用管理します。そこから生じた賃料・売買損益をもとに投資家は配当金を受け取ります。投資先物件は、オフィスや倉庫、商業施設などさまざまです。不動産クラウドファンディングと同様、比較的、少額からはじめられるのが特徴といえます。

加えて、上場株と同じように取引所で扱われているので流動性(換金性)があるのも魅力です。デメリットは運用先が破綻したり、価格が下がったりするリスクがあることです。

組み合わせることでバランスのよい資産構成に

ひとくちに「不動産を活用してリターンを得る」といっても、それぞれにメリット、デメリットがあります。しかし、いくつかの方法を組み合わせることでバランスのよいポートフォリオ(資産構成)が構成できるでしょう。例えば、上場株式(中・短期)とマンション経営(長期)を組み合わせると、現在と数十年後、両方でリターンを得ることが期待できます。(提供:Braight Lab

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