新年度の慌ただしさが落ち着く初夏は、新しいことを始めるのにうってつけの時期ではないでしょうか。自分のスキルを常に更新していくことで、自らの価値を高めることができます。ビジネスパーソンのスキルアップに役立つ学びについて見ていきましょう。

先の読めない時代、何をしたらいい?

ビジネスパーソン,スキルアップ講座
(写真=Roman Samborskyi/Shutterstock.com)

「人生100年時代」において、一つのスキルや一つの職場に頼ることに不安を感じる人も多いことでしょう。内閣府の『平成29年版高齢社会白書』によると、「あなたは、何歳頃まで収入を伴う仕事をしたいですか」という質問に対し、42%の人が「働けるうちはいつまでも」と答えています。

政府も従来の日本型雇用システム一本槍ではなく、雇用関係によらない柔軟な働き方が働き方改革のカギであるという見解を示しています。

将来に備え知識やスキルを蓄えて、自分の価値を高めていきましょう。

ビジネスパーソンに人気の習い事はやはり「英語」、ほかには?

自らの価値を高める学習とは何でしょうか。また、どのような学びの方法があるのでしょうか。ここからは、実用的な資格と資格取得に向けた学習の方法についてご紹介します。

実用的な資格は何?

英会話は、グローバル化が進み、インバウンド(訪日外国人観光客)も急増している昨今、ビジネスパーソンに必須のスキルといっても過言ではありません。英会話はビジネスや転職に有利なだけでなく、教養として身につけておきたいと考えている人も多いでしょう。

簿記も、実用性の高いスキルの一つです。会計知識の基本となる簿記は、経理や財務部門で働く人だけでなく、幅広い業種で役立ちます。例えば、営業や販売であれば、在庫管理や原価計算などに簿記の知識が必要となります。経営幹部や独立を目指しているなら、お金の流れの全体像を知るための手助けとなるでしょう。

簿記検定には、開催団体によっていくつかの種類があり、等級も複数あります。簿記について学んだことがないビジネスパーソンは、まずは商工会議所が主催する日商簿記3級から受験してみましょう。

転職や起業を目指して、ファイナンシャルプランナーや宅地建物取引士など、金融や不動産、法律会計などの資格取得を目指す人もいます。簡単に取れる資格ではないからこそ、自分のスキルをアピールできるといえるでしょう。

また、一見すると実用的ではない学びも、方法によってはビジネスに応用できます。読書会への参加などは、教養や知識を身につけられるだけでなく、新しい人脈作りにもつながります。さらに、パンやお菓子作り、家庭料理など趣味の習い事は、特技として個人の力になります。今の仕事に直接生かすことができなくても、副業として週末教室やワークショップを開催することも可能です。

いつでもどこでも学べる習い事の手段は

忙しいビジネスパーソンは、習い事のためにまとまった時間を定期的に取ることは難しいでしょう。しかし最近では、場所や時間を選ばずに手軽に学べる方法が充実しています。

例えば、スマホの英単語習得アプリのmikanは、中学校レベルからTOEIC、TOEFLまでカバーしています。資格取得のために集中して語彙を増やしたい人におすすめです。レベルや資格に応じたカテゴリーを選ぶことができ、市販の単語帳もアプリ上で追加購入して利用できます。

世界的な講演会を開催しているTEDカンファレンスのアプリも、英語学習者には人気です。このアプリでは、各分野の第一線で活躍している専門家の講演が無料で聞けます。リアルな英語のリスニング学習になるだけでなく、さまざまな分野の教養を身につけることもできるため、スキルアップを目指すビジネスパーソンにぴったりです。

英語以外の学習も、スマホやパソコンがあれば簡単に行えます。動画学習サービスのオンスクでは、日商簿記、宅地建物取引士、行政書士などの資格取得を目指す人に役立つ講座を提供しています。無料登録でお試し利用ができ、利用頻度や期間などによって複数の有料プランから自分にあったものが選べます。

知は財産、スキル(技術)はツールなり

一度身につけた知識というものは、誰にも奪われることのない財産です。また、取得したスキルは、能力を形にするためのツールとなります。取り巻く状況がどのように変わろうとも、豊富な知識を駆使して求められるスキルを提供することができれば、仕事に困ることはないでしょう。

自分の価値を高める夏にしよう

将来の自分を助けるのは、現在の自分の学びとも言えます。これを機に、興味があったけれどこれまで取り組めていなかったことにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。夏が終わる頃には、ひと回り成長した自分に出会えるかもしれません。(提供:ANA Financial Journal

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