ファイナンシャル・アドバイザー
(画像=PIXTA)

Trouble Case 06 市場変動で解約返戻金が下がると知らず、差額の補償を求めるお客さま

苦情に至った経緯

外貨建て終身保険を契約してから約4年間経過したころ、お客さまの資金事情により保険を中途換金をすることになった。当初契約時点の為替レートに対して現在は円安となっているため、お客さまは相当な解約差益が出るものと期待していた。

ところが、実際の受取額は当初の払込額とさほど違わない金額であった。その原因を確認していったところ、解約に際しての市場価格調整率がマイナスに作用したためであると判明した。

契約時から現在までに米国長期金利は相当に上昇しているため、これはうなずける話ではあるものの、「外貨建て保険のリスクとして、為替リスクの説明は受けているが、このような中途換金時の金利変動リスクについては承知していなかった」としてお客さまは苦情を申し立てた。