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(画像=wavebreakmedia/Shutterstock.com)

⑦手持ちの現金は足りているものの今後に不安がある先
必要なときに必要な分だけ利用できる当座貸越をアピール

「現状、業績が順調に推移している」という中小企業には、資金が潤沢なことも多い。しかしそうした先であっても、経営者に不安はつきものだ。「今後も資金繰りがうまく回っていけばよいが…」と、将来に不安や恐怖を抱えている経営者は多い。

とはいえ、今すぐ必要のない資金を「金融機関との付き合いだから」などと考えて簡単に借り入れようとはしないのも事実である。そのような先に対しては、短期継続融資の中でも当座貸越枠の設定を検討してもらおう。

今は不要だが、将来資金を必要としたときに、融資申込手続きなどをせず、即日借入れが可能な融資枠を設定しておくのである。融資枠は経常運転資金に合わせつつ、当初はアバウトな設定額でよいだろう。

例えば、経常運転資金を「売上債権+棚卸資産-仕入債務」で算出した結果「3300万円」となったならば、ざっくりと将来の成長度も踏まえて4000万〜5000万円で検討することになるだろう。

貸越枠を使わなければ利息は生じない点も説明