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(画像=Andrey_Popov/Shutterstock.com)

ケース② 資金が足りなくなるたびに証書貸付で借りているB社
不良資産などを勘案しながら流動資産部分を短期融資に変更

融資審査において資金使途は重要である。資金使途が判明すれば返済原資が明確になり、期間などの返済条件も決められる。商品仕入資金なら「販売代金で短期に返済」、機械購入資金なら「生産が始まって生み出されるキャッシュフローで長期にわたり返済」となる。

経常運転資金に対する融資は本来、販売代金の回収による短期での返済となるが、「借りては返すを繰り返す」ことは非効率なため、短期継続融資で返済を求めない対応が望ましい。

適切な返済方法を選ばないと企業は資金繰りが苦しくなるし、金融機関も回収にリスクを抱えるはずだが、実際には、資金使途を問わず証書貸付が選ばれるケースが依然として多い。

固定資産や繰延資産の性質も再確認しておく