モトリーフール米国本社、2019年6月6日投稿記事より

可能なかぎり長く働き続けることには利点があります。

筆者の祖母はほとんどの人が想像するよりも長く働きました。祖母は非営利団体で何十年も働き続け、今月正式に91歳で退職しました。 退職した時、祖母はフルタイムではなくパートタイムで働いていました。

それでも、その年齢で働いていたと聞くと驚くでしょう。仕事を辞める決断には、何よりも1時間以上かかっていた通勤が決め手となりました。祖母の仕事での活躍と退職に関する考え方は、筆者に大きな影響を与えています。

祖母
(画像=Getty Images)

定年後も働くことでお金以上のものが得られる

祖母が70代に入ってからも働き続けるという決断に至ったきっかけはお金だったかもしれません。そして十分に健康だったため、政府から支給されるお金に頼るよりも自分で収入を増やす方が良いと考え、働き続けることにしました。

しかし、仕事を続けるにつれ、祖母の仕事への意義は、お金よりも社会的なつながりを保ち、家を出る機会を増やすことになっていきました。退職で多くの人が気付いていないのは、退屈な生活が待っているということです。退職者は、労働者よりもうつ病と診断される可能性が40%も高いと言われています。多くの高齢者は移動に苦労するため、外に出て物事をやる気になれないと考えるとその理由は理解できます。

また、お金も要因になります。多くの高齢者は、主に社会保障から得られる控えめな固定給付で生活することになります。このことから、娯楽に費やす余裕もあまりなく、住宅、食料、公益事業、ヘルスケアのような基本をカバーすることで精一杯になります。

だからこそ、定年退職を過ぎて働くことは素晴らしいと、祖母は誰よりも信じています。お金はもちろん役立ちましたが、それ以上に毎日、あるいは週に2回、行く場所があることに喜びを感じていました。

数年前、オフィスへの通勤が負担になり始めていた時、仕事をあきらめたほうが良いのではないかと祖母に尋ねると、祖母は「本当に大変になるまでは働くわ」と言いました。この会話は筆者の退職に関する考えを変えました。

筆者にとって定年退職はまだ遠い話ですが、その時のことをよく考えます。以前は早期退職し、スケジュールや仕事に関する心配がなくなり、自由に生活できる時間を過ごすことを楽しみにしていました。

しかし今は、祖母のように可能な限り長く働きたいと思っています。幸運なことに、仕事をしている時間は楽しく、続けることが厄介なように思えません。

祖母がしたように、仕事の時間を減らし、自由な時間も確保する方向で働きたいと考えています。(提供: The Motley Fool Japan

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