市場環境は回復を見せるが堅実なものとは程遠い

銀行は第2四半期の業績不振について、貿易戦争の激化や米国とイランの緊張の高まりなど、投資家心理を圧迫するリスクがあると警告している。

「UBS Group AG」の最高経営責任者であるSergio Ermotti氏も、ウォール街の経営陣と同意見で、市場環境が悪化していると警告している。

直近四半期の最悪な出来事の一つであるイギリスの欧州連合離脱問題の議論から改善した後でさえ、金利見通しの「完全な逆転」や、財政政策をめぐる欧州連合とイタリアの対立が「信頼を回復させるきっかけにならないのは明らかである」とErmotti氏は木曜日の会議で述べた。また、欧州中央銀行が金利を記録的な低水準に据え置くと発表する数時間前に、弱まっている欧州経済を刺激するために、さらなる措置を講じる可能性があるろう、と示唆している。

銀行は第2四半期の業績不振について、貿易戦争の激化や米国とイランの緊張の高まりなど、投資家心理を圧迫するリスクがあると警告している。「Citigroup Inc.」は先月、トレーディング関連収益は今四半期まで減少している。一方「Bank of America」は10%の減少ペースで下降していると指摘し「JPMorgan Chase & Co.」も同様に報告している。