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(画像=PIXTA)

抵当権や根抵当権の過去からの推移を見ると何が分かるのか

今回も、不動産登記のワンランク上の活用方法について解説していく。

「権利部(乙区):所有権以外の権利に関する事項」 に記載される主な権利は「抵当権」と「根抵当権」である。金融機関に勤める皆さんに改めて解説するのは憚られるが、抵当権は、住宅ローンに代表されるように特定の債権にひも付く担保権であるのに対して、根抵当権は、運転資金借入れや恒常的な設備資金の借入れといった、反復して生じる不特定多数の債権を対象にしたものだ。

抵当権には利率等の細かい取引条件の記載があるが、根抵当権には当然ながらそのような記載はない。また抵当権設定時の設定額は借入金額とイコールだが、根抵当権の極度額については実際にその金額を借り入れているとは限らない。