money
(画像=sergign/Shutterstock.com)
為替編
お客様から「3日後に振り込んでほしい」などと先の日付での振込を依頼された場合には、どのように対応すればよいですか。

お客様から「3日後に振り込んでほしい」というように依頼日より先の日を取組日とする振込の依頼を受けることがあります。金融機関は、このような振込の依頼を受けたときに、当該振込を「先日付振込」として取り扱います。

先日付振込は、代金支払いなどに係る決済をするために利用されます。振込事務は特定日に集中する傾向があり、それを平準化するために、振込指定日以前の日に振込通知を被仕向店宛てに送信する方法が設けられたのです。

通常、テレ為替による振込は発信日と振込指定日が同一なので、振込通知に振込指定日を記載することはありません。一方、先日付振込の振込通知を発信するときには、発信日より先の日付を振込指定日として振込通知に記載して発信します。

先日付振込の振込指定日は、金融機関の営業日に限られています。振込指定日に、日曜日や土曜日、休日(以下、日曜日等)を指定して発信することはできません。

先日付振込の依頼を受け付ける際には、必ず振込指定日を確認しましょう。振込指定日が日曜日等になっていないか確認して、もし日曜日等になっていれば振込指定日を変更してもらうようお願いします。

信用がある取引先に限定