money
(画像=Ruslan Ivantsov/Shutterstock.com)
バンクビジネス
(画像=バンクビジネス)

遺言により、受遺者や遺贈される財産などが指定されている場合、当該財産を取得する受遺者は単独で権利義務を承継します。自筆証書遺言であっても、例えば自店にある被相続人の相続預金を相続人の1人が受け継ぐと指定されていれば、原則としてその相続人(すなわち受遺者)は当該相続預金の権利義務を承継することが可能です。

自筆証書遺言の提出を受けて、相続預金を受け継ぐ受遺者からその払戻しを依頼された場合は、以下のような確認を行って取り扱うことになります。

①口座名義人の死亡が記載されている戸籍等で相続が発生していることを確認する
②自筆証書遺言の記載内容により、受遺対象となる相続預金と受遺者を確認する
③受遺者の本人確認書類の提示を受けて本人確認を行う

特段の事情がない限り、戸籍を見て相続人の範囲を確定させる必要はありません。なお、遺言執行者がいる場合は、遺言執行者の意向を確認するなどして手続きを進めます。

遺言の作成日に注意し要件を満たすことを確認