モトリーフール米国本社、2019年6月19日投稿記事より

米国のミレニアル世代というと、高いコーヒーを飲みながら理想を語りつつ、生きていく大変さを嘆いているイメージを持っているかもしれません。

しかし、ミレニアル世代の生活は実際には大変で、彼らの純資産がそれを表しています。

ミレニアル世代
(画像=Getty Images)

主要会計事務所のデロイトが行った最近の調査によると、18〜35歳の米国人の平均純資産は8,000ドル未満です。

ただし、その理由は過去10年間でさまざまなコストが増加したことに大きく起因しています。

たとえば大学関連費用がその一つです。

高等教育費は過去10年間で65%増加し、2004年から2017年の間に学生の負債水準は160%も増加しました。

ミレニアル世代はこの時期に大学に通っていたことから、この影響を最も大きく受けました。

そして、高等教育費だけではありません。

住宅費、医療費、その他多くの必要経費も増加し、ミレニアル世代の支出が増え、貯蓄の減少につながっています。

ミレニアル世代が富を築くのに苦労しているもう1つの理由は住宅です。

ミレニアル世代は住宅保有を延期しています。

これは、物価の上昇、そして住宅ローン返済を同時にできないほど学生ローンの返済で苦しんでいる人が多いためです。

しかし、ミレニアル世代の未来が暗いとは限りません。

彼らはまだ若く、これから先に長期的な労働時間が残っているので経済的に立ち直ることは十分に可能です。

ゆっくり確実に富を築く

もし、現在の純資産額に満足していない若者であれば、いくつかライフスタイルの変えてみると良いかもしれません。

収入に対して、負債返済を含む必要経費を含め、毎月どれくらいの支出なら大丈夫かを把握するために予算を計画することから始めましょう。

1つや2つ大きな経費を削減すると、想定以上に早く貯金を増やすことができたり、借金返済を終わらせたりできます。

例えば、2、3年の間はもっと小さなアパートに引っ越しても構わないと思っていれば、毎月の家賃を200-300ドルほど節約できるかもしれません。

2年間そのお金を貯め続けることで、7,200ドルほどになります。

これは借金返済や余裕資金の積み上げに大いに役立ちますので、予想外の支出が発生した場合でも、借金する必要がなくなります。

また、仕事で昇給が見込めない場合は副業を検討しましょう。

副業の良いところは、そこで得たお金は別枠として考えられるため、貯蓄を増やす、借金を返済する、またはその両方に使うことができます。

最後に、投資の重要性を軽視すべきではありません。

お金を運用することは富を増やすための優れた方法であり、若者は株を買って長期保有し、市場の成長を見守ることができます。

実際、株式市場は歴史的には平均9%の年換算成長率を上げています。

たとえ7%のリターンに引き下げたとしても、30年にわたって月100ドルずつ投資すると、成長率を考慮すると累計113,000ドルになります。

今では節税効果のある投資手段もあります。

それぞれのスタイルに合ったものを見つけて投資してみると良いでしょう。

ミレニアル世代が富を築くのに苦労している理由は理解できます。

しかし、純資産額に不満足であれば、いくつかライフスタイルを変えてみましょう。

そして、決してあきらめてはいけません。

収入を高め、経済状況を改善するまでには何年もかかります。(提供: The Motley Fool Japan

(米国株投資にご関心がある場合は、モトリーフールの下の記事をご参照ください。)
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記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。