今回の質問
ATMでの現金振込の限度額が10万円であるのはなぜですか。このことについて、お客様に質問されたらどう答えればよいでしょうか。

ATMでの現金振込
(画像=PIXTA)

振込は、安全かつ迅速な決済手段であり、身近な決済サービスとして広く利用されています。

その一方で、他人名義の口座を利用すれば匿名性の確保も可能となることから、犯罪による収益の移転にも有効な手段となる可能性がある取引です。また、現金取引は流動性および匿名性が高く、資金の流れを追跡しにくい一面があります。

こうした特性があることから、犯罪収益移転防止法により現金10万円を超える振込の場合は、取引時確認が義務づけられています。ちなみに、すでに取引時確認を行っている預金口座を通じて10万円を超える振込を行う場合は、原則として改めて取引時確認を行う必要はありません。

こうした取引時確認のルールがあることから、一般的にATMでは10万円を超える現金での振込ができないようになっています。

この点について問合せをしてくるお客様もいるため、問合せを受けた際には取引時確認のルールに基づいた取り決めであることをしっかり説明して理解を得るようにしましょう。