投資信託(ファンド)に投資することにより、儲けが出ることもあれば、損することもあります。ファンドの売買は、投資家自身の判断で行い、その結果について投資家自身が責任を負うという「自己責任」が原則です。

基準価額の計算方法を説明しよう
(画像=PIXTA)

もっとも、この原則が成立するには、資本市場の公正性が確保されていなければならず、販売側は説明責任を果たさなければなりません。特に、投資家が儲けがあるのか損をしているのか分かるようにするには、金融機関が投資信託の価値を表す価格について適切に説明することが大事でしょう。

上場されている個別の株式であれば、毎日のそのときどきの株価が値段といえるでしょう。株価は市場が開いている間は刻一刻と変化しますが、投資信託の価格は株価と同じように変動するわけではありません。

投資信託は、株式や債券など様々な金融商品の集合体ともいえます。その1つひとつの金融商品の値段、例えば上場されているものはその日の終値、非上場のものは時価評価したものとなりますが、それらを合算し利息・配当等を加えたものが総額となります。

資産総額から運用等にかかる費用などを引いたものを純資産総額といい、純資産総額は運用の結果により増えたり減ったりします。ただし、投資家の購入によって資金が流入したり、解約によって流出したりして増減することになりますので、純資産総額はファンドの運用の結果をそのまま表していないことに留意しましょう。

購入・売却はブラインド方式