法人融資,効果的,ススメ方
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取引先の資金繰りを改善するためには融資形態をどう使い分ければいいの?

決算書では利益が出ており問題がないように見えても、実際は資金繰りに困っている企業も多いと聞きます。それはなぜですか。また、どんな支援を行えばよいでしょうか。

融資先の決算書を分析していると、利益やキャッシュフロー(=利益+減価償却費)は出ているものの、資金調達については金融機関からの長期借入金(証書貸付)が中心という企業を見たことがないだろうか(図表の①)。そうした企業は月々の返済額が大きく、資金繰りが忙しいことが多い。

近代セールス
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資金繰りが悪化する主な原因として、資金使途と融資形態が一致していないことが挙げられる。法人融資ではいくつかの融資形態があり、資金使途や返済原資に応じて適切なものが用いられるべきだが、実際には、証書貸付での対応が中心となっている。これでは、いつまで経っても企業の資金繰りは安定しない。

そこで今回は、資金使途に合わせてどのような融資形態で対応すればいいかを解説する。

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