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見た目にだまされない!決算書分析の落とし穴
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今回は、売上が減少しているものの当期純利益が増加しているケースについて考えていきます。

サンプルは、C社の3期分の損益計算書です。上から見ていくと、売上は少しずつ減少している一方で、当期純利益は前期の赤字から、今期は1100万円の黒字となっています。利益が回復したため大きな問題はないように思えますが、実際のところはどうなのでしょうか。

サンプルの販売費および一般管理費(いわゆる販管費)を見るとその差が利益に表れていることが分かります。前々期と前期では3億9000万円だった販管費が、今期は3億7000万円と2000万円減少しています。費用が減少すれば利益が増加しますので、今期の当期純利益が黒字になった原因は販管費にあるようです。