赤字
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見た目にだまされない!決算書分析の落とし穴
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今回は、前々期と前期は当期純利益が赤字だったものの今期は黒字に回復したケースを取り上げます。

サンプルはG社の3期分の損益計算書です。売上高を見ると、前期・今期と少しずつ伸びてはいますが、今期黒字となった要因としては不十分です。いったい何が起こっているのでしょうか。

売上総利益は少しずつ伸びているものの売上原価率は80%で安定していることから、事業内容や取引環境には大きな変化がないことが分かります。しかし、営業利益は前期は200万円だったものが今期は1000万円に増加しています。原因は、販売費および一般管理費(以下、販管費)の減少です。