プラチナカードといってもカード発行会社によってもスペックは多種多様です。そこで代表的な4つのプラチナカードをピックアップして、年会費や利用限度額、付帯保険などを比較しました。

プラチナカードだから利用限度額が上がるとは限らない

プラチナカード,スペック
(写真=Ti_ser/Shutterstock.com)

同じカード発行会社であれば一般的にゴールドカードよりもプラチナカードのほうが、年会費は高く、それに伴い付帯保険の補償額も高くなります。

利用限度額に関しては、ゴールドカードよりもプラチナカードのほうが高く設定されていますが、会員ごとに設定される利用限度額は審査によって決定されるので、ゴールドカードからプラチナカードに切り替えたからといって高くなるとは限りません。

ただ、利用限度額の上限が高く設定されているカードは、それだけ高額のクレジット利用を想定しているわけですから、それ相応の利用限度額になると考えていいでしょう。

旅行傷害保険は最高補償額1億円のものが多い

代表的な4つのプラチナカードの年会費と利用限度額、付帯保険を比較します。

「Orico Card THE PLATINUM(オリコカード ザ プラチナ)」

年会費は2万円(税込)、家族会員は永年無料で3名まで作れます。

利用限度額は最高300万円、付帯保険のうち旅行傷害保険は海外・国内とも最高1億円、家族には最高2,000万円の補償が適用されます。

海外・国内航空機遅延保険のほかに最高100万円の個人賠償責任保険、年間最高300万円のショッピング保険も付帯します(免責は1事故1万円)。

「JCBプラチナ」

年会費は2万5,000円(税別)、家族会員は1名無料、2人目より1名につき3,000円(税別)で作れます。

公式サイトには利用限度額の記載はありません。付帯保険のうち旅行傷害保険は海外・国内とも最高1億円、海外旅行傷害保険には家族特約もあり最高1,000万円の補償が適用されます。

海外・国内航空機遅延保険のほかに500万円限度のショッピング保険も付帯します(免責は1事故3,000円)。

「三井住友プラチナカード」

年会費は5万円(税別)、家族会員は無料で作れます。

利用限度額は300万円以上、付帯保険のうち旅行傷害保険は海外・国内とも最高1億円、海外旅行傷害保険には家族特約もあり、家族には最高1,000万円の補償が適用されます。

海外・国内航空機遅延保険のほかに500万円限度のショッピング保険も付帯します(免責は1事故3,000円)。

「アメリカン・エキスプレスR・プラチナ・カード」

年会費は13万円(税別)、家族カードは4枚まで無料で作れます。

利用限度額の上限などは決まっておらず、会員ごとに審査を経て決定されます。付帯保険のうち旅行傷害保険は海外・国内とも最高1億円、家族には最高1,000万円の補償が適用されます。

海外・国内航空機遅延保険、最高1億円の個人賠償責任保険、年間最高500万円までのショッピング保険のほか、所有する電化製品やパソコン、カメラなどが破損した場合、購入金額の50~100%補償される「ホームウェア・プロテクション」保険も付帯します。

利用限度額の上限を設定していないカードも多い

プラチナカードの年会費ひとつとっても2万円から13万円までと大きな差があります。

年会費が一番安く2万円(税込)のOrico Card THE PLATINUMは、海外・国内ともに最高1億円の旅行傷害保険が付帯するため、コストパフォーマンスに優れているものの、クレジット特典・サービスまで含めて検討すると必ずしもベストとは言い切れません。

また利用限度額を見ると、4つの中でもOrico Card THE PLATINUMだけが上限を設定しており、そのほかのカードでは上限がありません。

三井住友プラチナカードは最低の利用限度額が300万円からとなっており、このことからプラチナカードはクレジットカードで高額利用をする人を対象にしていることがわかります。

このように、カードのスペックや数字を比較しながら、それぞれのプラチナカードの特徴を理解し、カード選びの参考にしてみてはいかがでしょうか。(提供:ANA Financial Journal

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