年金口座
(画像=PIXTA)

将来受け取る老齢年金の受給額は、年金記録に基づいて決定されます。この年金記録は基礎年金番号で管理されていますが、このような制度になったのは平成9年からです。

それ以前は、年金制度ごとに番号が付番されていました。転職等で加入する年金制度が変わった方であれば、複数の年金番号を有していました。平成9年に、これら複数の番号を基礎年金番号に統合する手続きが行われたのですが、後年、その過程で年金記録が多く失われていたことが分かり、「消えた年金」 問題として注目を集めました。

その後、日本年金機構は「ねんきん定期便」の送付等で年金制度加入者に年金記録の確認を促すとともに、データ照合作業も行ったのですが、いまだに約2000万件が﹁宙に浮いた年金﹂となっています。このことを年金口座獲得のための声かけに活用することも有効です。