決算書
(画像=PIXTA)
こんな決算書どう分析しますか?
(画像=バンクビジネス)

今回は、貸借対照表の固定資産と、その減価償却について考えていきましょう。

サンプルは、H社の貸借対照表です。H社は、婦人衣料品製造業の会社で、近年は、収支が均衡状態にあり事業は安定しています。

ただし、サンプルの「固定資産」の欄に注目すると、前々期から前期は減少していたのに、前期から今期は減少していないことが分かります。

固定資産とは、建物や機械のように、継続的に会社で使用するための資産のことです。前回は流動資産を解説しましたが、国際的な会計基準では「ワンイヤールール」が採用されており、1年以内に現金化できる資産は流動資産、1年超は固定資産になるとされています。

固定資産は3種類に分けることができます。①土地・建物・車両・機械などの「有形固定資産」、②営業権・特許権・ソフトウェアなどの「無形固定資産」、そして③子会社株式・投資有価証券等などの「投資・その他の資産」です(図表1)。