米国,経済,住宅市場
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住宅ローンは購入物件のタイプによって手続きが異なります。本連載では、物件別に手続きの方法や留意点を解説します。

購入予定の新築マンションがまだ完成していない場合、住宅ローンにおける留意点は2つあります。未完成の状態で販売開始される点と、売買契約から引渡しまでの期間がおおむね1年以上先となる点です。

購入計画が長期間にわたることもあるので、物件引渡しまでの流れと住宅ローン手続きの流れを合わせて理解する必要があります。

まず、お客様が新築マンションの物件情報を収集するためにモデルルームを見学したとします。未完のマンションの購入を希望し、資金計画を立案する段階で、住宅ローンの事前審査を行います。

事前審査が通った段階で、販売会社に購入申込みを行います。売買契約の段階では、物件価格の10%程度の手付金が必要となるケースがあります。自己資金で対応できない場合は、つなぎ融資も考えましょう。

次に、住宅ローンの正式審査を行います。正式審査では、売買契約書や重要事項説明書、パンフレット・チラシ・販売図面・物件概要書・価格表等、登記事項証明書などの書類が必要になります。

住宅ローンの契約締結・実行は、マンションが完成し、登記ができるようになってからになります。

物件住宅ローン手続き
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毎月返済額だけでなく月々の管理費等を考慮

未完の新築マンションの場合、住宅ローンの手続き上、事前審査に注意が必要になります。事前審査時には物件の詳細情報がないため、主にお客様の経済状況・属性で審査します。具体的には、前年度までの年収や勤務先の属性、個人信用情報の内容などです。