アプローチ
(画像=PIXTA)
お客様の情報
昭和36年生まれ(今年58歳)の女性。現在はパートタイムで勤務している。配偶者は会社員や公務員の経験はなく、これまでずっと自営業を営んでいる

パートタイム勤務の場合、パートタイムの労働時間や収入などによって、国民年金の第1号被保険者と厚生年金保険の被保険者(国民年金の第2号被保険者)のいずれかに該当します。

パートタイム労働者の厚生年金保険の加入要件として、平成28(2016)年10月に「1週の所定労働時間および1ヵ月の所定労働時間が常時雇用者の4分の3以上」が設けられました。平成28年10月より前には「1日または1週の所定労働時間および1ヵ月の所定労働時間が常時雇用者のおおむね4分の3以上」との規定でした。これら以外に一定の要件も定められており、該当する場合は厚生年金保険の被保険者になります。

今回のお客様がこのような要件に一定期間合致していれば、老齢厚生年金を受け取る可能性があります。

老齢厚生年金の受給条件については、老齢基礎年金の受給資格期間を満たしたうえで、厚生年金保険の被保険者期間が1年以上であれば、65歳になるまで特別支給の老齢厚生年金が受け取れることになっています。被保険者期間が1年未満でも1ヵ月以上あれば、65歳以降に老齢厚生年金が受け取れます。

今回のお客様に1年以上の厚生年金保険の被保険者期間があれば、特別支給の老齢厚生年金が62歳から受け取れます。1ヵ月以上1年未満であれば、老齢厚生年金を65歳から受け取ることになります。

手続き漏れがあることも