モトリーフール米国本社、2019年5月15日投稿記事より

「デジタルトランスフォーメーション」は、簡単に言うと、ITの浸透により人々の生活や企業活動がより便利になることで、たとえば過去に人の手で行われていた業務プロセスを、何らかのデジタルテクノロジーを使って自動化することです。

「デジタルトランスフォーメーション」に関して注目される米国株4銘柄を紹介します。

デジタルトランスフォーメーション
(画像=Getty Images)

EPAMシステムズ:ソフトウェアの構築・保守で多段階ソリューションを提供

EPAMシステムズ(NYSE:EPAM)は、ソフトウェア構築・保守などで25年の実績を持つ企業です。

小規模ですが焦点を絞ったプロフェッショナルサービスを提供しています。

同社の多段階プロセスは、コンサルティング、ソリューションの設計および実行からなります。

2015年以降、年間増収率25%超で成長を続けてきました。

共同創設者のアルカーディ・ドブキンは、2002年の創設以来CEOの職責を負っています。

彼はEPAMシステムズの発行済株式の3.94%を所有しており、株主でもあります。

ボックス:文書等コンテンツの安全な共有とアクセス

現代の企業基盤を支えているものの一つは、コンテンツです。

電子メール、契約、デザイン、提案、メモなど何百万、あるいは何十億もの種類の文書コンテンツがあります。

そして、それらが事業運営に関するインテリジェンスを提供します。

ボックス(NYSE:BOX)は、クラウド型のファイル共有・コンテンツコラボレーション関連サービスを提供しています。

インテリジェンスをシームレスかつ安全に共有することがデジタルトランスフォーメーションの重要な原則であり、それがボックスの背後にある中心的な思想です。

創業14年の同社で4人の創業者全員は、CEOのアーロン・レヴィと最高財務責任者のダイラン・スミスを含め、同社で働き続けています。

コンテンツコラボレーションを最も必要としている大企業や政府機関へのマーケティングに経営資源を集中投下したため、当社の成長は前四半期(2月~4月)に一時期停滞しました。

しかし、長期的な業績見通しは依然として明るいと言えそうです。

アピアン:迅速なアプリケーションソフト開発をサポート

アピアン(NASDAQ:APPN)は、ローコードソフトウェア開発を専門にしており、少数のコードでアプリケーションソフト開発が可能なプラットフォームを提供しています。企業は、無数のコードを使う必要がなく迅速なソフト開発ができます。

アピアンのプラットフォームでは、データフロー、記録、レポートなど幅広くカスタマイズされ、自動化されるため、情報サービス業や製造業で高く評価されています。

最近のモルガン・スタンレーのカンファレンスでアピアンの幹部は、「大手企業はアピアンの使用により1社当たり平均約10億円支出を削減することが出来た」と述べました。

アピアンは、過去12カ月の間に前年比23.4%増の急速なペースで売上高を拡大しています。

オクタ:安全なユーザーアクセスを提供

オクタ(NASDAQ:OKTA)のサービスを使ったことがあるなら、その利点に気づかないかもしれません。

基本的にはログインサービスです。

しかし、その背後ははるかに複雑です。オクタは、何百ものさまざまなソフトウェアアプリケーションと緊密に連携し、スマートフォンなどの別のデバイスでアクセスを「承認」する手段を提供することによってセキュリティを提供します。

当社のシステムは、いわゆる「2段階認証」を提供するものです。

通常は利用者が別のシステムにパスワードを保存する必要があります。

(訳注:先日、セブン-イレブンのスマートフォン決済「7pay」で深刻な不正利用の被害が発生した原因の一つは、2段階認証を導入していなかったためです。)

オクタはアクセス関連データをすべて取り出して安全な場所に置き、その「鍵」をIT部門に渡します。

ユーザーアクセスおよびユーザー管理も簡単になり、システム全体の安全性が高まります。

当社の売上総利益率は、過去4年間で17%以上上昇し、売上高は毎年50%以上成長しています。

デジタルトランスフォーメーションは大きなビジネスチャンス

デジタルトランスフォーメーションは、各分野で数十億ドル規模の大きなビジネスチャンスと考えられます。

デジタルトランスフォーメーションは、これまでマニュアルで行われていた業務の自動化につながります。

EPAMシステムズ、ボックス、アピアン、オクタは比較的小さな企業ですが、デジタルトランスフォーメーションに大いに貢献すると考えられます。(提供: The Motley Fool Japan

(米国株投資にご関心がある場合は、モトリーフールの下の記事をご参照ください。)
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アマゾンの子会社ホールフーズ・マーケットのCEOであるJohn Mackeyは、モトリーフール社の取締役会メンバーです。元記事の筆者Tim Beyersは、アピアン株とボックス株を保有しています。モトリーフール社は、アマゾン株、アピアン株、ボックス株、EPAMシステムズ株、オクタ株を保有し、そして推奨しています。