ケガによるリスクを補償する傷害保険。傷害保険は医療保険よりも保険料が安く、持病があっても加入できるなどメリットがたくさんあります。今回は傷害保険の種類や補償範囲について比較しながら解説するので、加入を検討している人はぜひ参考にしてください。

傷害保険とは?医療保険との比較や特徴を解説

傷害保険の種類,比較
(写真=Song_about_summer/Shutterstock.com)

傷害保険はケガによる通院や入院を補償する保険です。趣味のスポーツの試合で骨折した場合や、仕事中に階段から落ちてケガをした場合などさまざまな場面に対応しています。

傷害保険では、入院日数に応じて受け取れる入院給付金、通院で受け取れる通院給付金、手術一時金などが設定されています。また、後遺症や死亡にも備える手厚いプランの傷害保険もあります。

傷害保険はよく医療保険と比較されることがあります。医療保険は、病気・ケガによる入院や手術に対して保険金が支払われる保険商品です。これに対して、傷害保険はケガに特化した保険といえます。

医療保険は一般的な病気、ケガ、がんなど内容を問わず幅広い保障範囲が特徴です。一方で、入院による保障が一般的で通院だけでは保険金を受け取れない場合があります(入院前後の通院については特約などで保障される場合もあります)。

これに対して、傷害保険では補償対象となるケガのための通院であれば、通院しただけでも保険金を受け取ることができます。

また、医療保険は保障範囲が広いことから、過去に大きな病気をしていたり持病があったりと健康上のリスクを抱えている場合加入できないことも少なくありません。その点、傷害保険は医療保険と比較すると簡単な告知で加入できることがほとんどです。

医療保険は年齢や性別によって保険料が変わり、一般的に高齢になるほど病気のリスクが増すため保険料が高くなります。一方、傷害保険では年齢や性別によって保険料が変わらないため、高齢になってからも加入しやすいというメリットがあります。

補償範囲がケガに限られる分、医療保険と比較すると保険料が安いのも特徴です。ただし、傷害保険の保険料は職業の危険度によって変わる可能性があるため、加入時にはよく検討しましょう。

あなたに合うのは?傷害保険の種類を徹底比較

傷害保険にはさまざまな種類があります。ここでは主な傷害保険を5つ紹介します。

「普通傷害保険」とは、被保険者のケガを補償するスタンダードな傷害保険です。日常生活や趣味、仕事などさまざまなシーンに対応できます。

「家族傷害保険」とは、被保険者だけでなく配偶者や子どものケガも補償する傷害保険です。ただし、あくまで被保険者は1人なので、家族の補償額は被保険者より少なめに設定されている商品も多いです。保険料を抑えて家族全体で傷害保険に加入したい人に向いています。

「交通事故傷害保険」とは、車や電車、バイク、自転車など交通事故に関するケガを対象とした保険です。ロープウェイやエレベーターも対象となる場合があります。仕事で移動が多いなど交通事故に関するリスクを補償したい人に向いています。

「旅行傷害保険」とは、旅行中のケガに備える保険です。国内旅行・海外旅行それぞれの商品があります。旅行中の盗難や携行品の破損に対する補償もセットになっている場合があります。特に海外旅行では危険が多いため、加入しておくと安心です。

「スポーツ保険」とは、被保険者やチーム全体のケガに備える保険です。スポーツ以外の文科系サークルも加入できます。試合中や練習中のケガはもちろんのこと、家を出て活動場所に向かう往復中についても補償されます。

傷害保険が必要なシーンはたくさんある

傷害保険は安価な保険料でさまざまなリスクに備えることのできる優秀な保険商品です。スポーツや旅行が好きな人や、仕事で移動や危険が多くケガをする可能性の高い人には安心の保険といえます。

傷害保険では、賠償責任補償をつけることもできます。賠償責任補償とは、他人にケガをさせてしまったり、他人のモノを壊してしまった場合に保険金を受け取れる特約です。また、年齢によって保険料が変わらないのも傷害保険の大きな特徴です。年齢が上がると、過去の病気や保険料が高いことが原因で医療保険への加入をあきらめてしまう人も少なくありません。

そんな時も傷害保険なら加入できる可能性があります。高齢になるほど転倒などのリスクは高まるため、自分や両親のために傷害保険に加入することを検討してみてはいかがでしょうか。(提供:ANA Financial Journal

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