どのアドバイザーも驚くことではないが、ETFをミューチュアルファンドと比較した場合の主な利点は、ETFの税効果である。モーニングスター社による新たな調査では、ETFの税効率性とインデックス・ミューチュアル・ファンドの関係を比較している。ETFは分配率が低いことやキャピタル・ゲインが小さいこと、回転率が低いこと、キャピタル・ゲインの繰り延べが可能であることなど、いくつかの理由でより税効率が高い傾向があることが明らかになった。 モーニングスター社のグローバルETFリサーチディレクターのベン・ジョンソン氏と北米パッシブ戦略ディレクターのアレックス・ブライアン氏は「ETFの効率性をミューチュアルファンドと比較すると」のなかで、ETFの効率性の鍵となる2つのソースは戦略と構造であると指摘した。

2019年3月現在、全ETF資産の84%が時価総額加重指数連動型ファンドに投資されている。これらの指数は、積極運用ファンドや時価総額加重のないファンドよりも回転率が低いが、著者らは「回転率が低いと、実現キャピタル・ゲインが減少し、その結果、マネジャーが行うべき分配が減少する傾向があります」と述べている。 この研究によると、過去三年間の時価総額加重インデックスETFの回転率の中央値は17%であったのに対し、時価総額加重パッシブ投資信託は19%であった。この回転率は通常、指数の変化と連動しているため、「購入が少なければ、課税イベントも少なくなるのです」と著者らは述べている。