モトリーフール米国本社、2019年8月6日投稿記事より

アマゾン(NASDAQ:AMZN)のFire TVは、米国内でRoku(NASDAQ:ROKU)に次いで2番目に人気のあるストリーミングプラットフォームです。

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しかし、これまでFire TVユーザーは主要なストリーミングアプリであるアルファベット(NASDAQ:GOOG)(NASDAQ:GOOGL)のユーチューブを利用することができませんでした。

最近、ユーチューブはFire TVデバイスで利用可能になり、その一方で、アマゾンのプライムビデオはアルファベットのアンドロイドTVとクロームキャストで視聴可能になりました。

1年以上にわたり、アマゾンとアルファベットのグーグルは、競合プラットフォームで顧客にサービスを提供できませんでした。

(訳注:日本でも7月中旬から同様の状況になっています。)

ストリーミング
(画像=Getty Images)

プラットフォームの重要性

ストリーミングプラットフォームは、ユーザーが複数のストリーミングアプリにアクセスできるユーザーインターフェイスまたはオペレーティングシステムです。

Rokuが最初に登場し、その後にHulu、アマゾンプライムが登場しました。

プラットフォームとしては、Roku(デバイスと同じ名称)、アマゾンはFire TV、グーグルはアンドロイドTV、アップル(NASDAQ:AAPL)はtvOSです。

ストリーミングプラットフォームとして利益を得る手段はいくつかあります。

ストリーミング用ハードウェアの販売もこのうちの1つですが、アマゾンなどはハードウェアをかなり安く売っています。広告も1つの手段であり、Rokuにとって特に重要です。

また、プラットフォームがユーザーを特定のサービスに誘導することもでき、アマゾンとグーグルにとって最も重要な収益方法となっています。

アマゾンのFire TVプラットフォームは、ユーザーをアマゾンのサービスに誘導しています。

Fire TVを起動すると、アマゾンでレンタルまたは購入できる映画やドラマ、アマゾンプライムに含まれるコンテンツなどが表示されます。

プライム会員であればプライムビデオは見放題で、テレビなどの大画面で楽しめます。

ネットフリックスなどのアプリにもアクセスできますが、ネットフリックスのアイコンが占めるスペースは、アマゾンの1つの映画のアイコンと同じスペースに表示されています。

グーグルのアンドロイドTVは、グーグルのサービスを優先しています。

なお、ネットフリックスなどの主要アプリをもちろん見ることができます。

プラットフォームの市場シェアを獲得するための戦いは、プラットフォーム自体のユーザーを確保するだけでなく、それらのユーザーをプラットフォーム内で他のアプリに誘導することも含まれます。

プラットフォームに存在しないアプリがあると、そのプラットフォームの魅力がなくなり、他の競合プラットフォームに移る可能性があります。

プラットフォームの今後

ストリーミングプラットフォームは、今後ますます重要になっていきます。

アップルのtvOSでは、複数のストリーミングサービスのコンテンツにアクセスできるようになっています。アマゾンのチャンネルも同様の機能になっています。

ユーザーにとって第一のストリーミングプラットフォームになるための競争が、今後激化していきそうです。(提供: The Motley Fool Japan


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アマゾンの子会社ホールフーズ・マーケットのCEOであるJohn Mackeyは、モトリーフール社の取締役会メンバーです。アルファベットのエグゼクティブであるSuzanne Freyは、モトリーフール社の取締役会メンバーです。元記事の筆者であるStephen Lovelyは、アマゾン株、アップル株、ネットフリックス株を保有しています。モトリーフール社は、アルファベット(A株)、アルファベット(C株)、アマゾン株、アップル株、ネットフリックス株、Roku株を保有し、そして推奨しています。モトリーフール社は、アップル株に関するオプションを保有しています(2020年1月の150ドルのロング・コールと2020年1月の155ドルのショート・コール)。