マンション
(画像=PIXTA)

中古マンションの住宅ローン手続きでは、事前審査や正式審査、リフォーム・リノベーションへの対応に留意が必要です。ここでは、これらを中心に見ていきます。

㋐事前審査

購入する中古マンション物件が決定していない段階で事前審査を申し込むお客様が多くいます。人気のある地域では、売買物件の動きが早いので、住宅ローンを組むことができ購入可能性が高いことを仲介業者等にアピールできるよう、事前審査を済ましておこうと考えるからです。

事前審査では、お客様の年収や勤務先などの属性・勤続年数、他の借入れなどの債務状況を中心に審査します。

㋑正式審査

正式審査では、購入希望物件が決まっていますので、物件をどう評価するかがポイントになります。物件評価の着眼点としては、以下のようなものがあります。

ⓐ新耐震基準の適用

1981年6月に施行された﹁新耐震基準﹂に基づいて建てられているかをチェックします。新耐震基準については、従前の法令の大幅な見直しにより、高い耐久性が求められるようになっています。

旧耐震基準の物件でもローンを組むことは可能ですが、担保評価においては新耐震基準の建物であることは大きな加点になります。新耐震基準を満たしているかは、耐震基準適合証明書(建築士等が耐震基準を満たすことを確認し発行する書類)などで確認できます。

ⓑ立地

例えば主要駅に近く、生活利便性の高い立地にある都市部エリアの中古マンションは、土地の評価が高く担保価値が低くなりにくい傾向があります。

築30年以上の場合はより慎重な担保評価を