モトリーフール米国本社、2019年8月12日投稿記事より

グルメハンバーガーチェーンのシェイク・シャック(NYSE:SHAK)に投資家の関心が集まっています。

同社は、主力市場のニューヨーク以外に店舗を拡大することで急速に売上高を伸ばす可能性があるからです。

シェイク・シャックは現在218店舗を運営していますが、年率30%で世界的に規模を拡大するためにはさらなる店舗展開が必要です。

もちろん、シェイク・シャックは、マクドナルド(NYSE:MCD)の36,000店舗のような拡大戦略は採らないでしょう。

しかし、今後数年間で店舗数を倍増させることは可能です。

なお、シェイク・シャックは、第2四半期(4月〜6月)決算発表で、来客数が引き続き増加していることを強調しましたが、マクドナルドの来客数は1年以上にわたってマイナスの領域にとどまっています。

マクドナルド
(画像=Getty Images)

来客数の増加継続

シェイク・シャックの来客数は第2四半期に前年同期比1.3%増加し、3四半期連続で成長しました。

さらに値上げが伴ったことで、既存店売上高は3.6%増加しました。

これは、前四半期の好業績と同様です。

マクドナルドも売上高を伸ばしており、勢いがあります。

第2四半期の既存店売上高は5.7%増で、第1四半期の4.5%、2018年下半期の2%の成長から加速しました。

しかし、マクドナルドは、これはメニューの値上げによると発表しています。

米国内の来客数は昨年2.2%減少し、2019年も引き続き減少傾向にあります。

出前サービスでの競争

シェイク・シャックにとって新商品の投入は大切ですが、オンライン注文や出前サービスから大きな恩恵を受けています。

経営陣は、出前サービスのグラブハブとの提携を発表し、ハンバーガーをより広範囲に配達できるようになります。

CEOのランディ・ガルッティは投資家との電話会議で、デジタル販売チャネルを念頭に置いて新店舗展開を検討していると述べました。

また、「既存店舗はすでに忙しく、複数の注文チャネルを追加することで店内に混乱が生じる可能性があります。

新店舗のデザインと共に既存店舗の改革は重要な検討事項です」とガルッティは説明しています。

マクドナルドも、1年以上同様の課題に取り組んできました。

2019年の16億ドルをかけた店舗改造計画の主眼は、デジタル注文および出前サービスへの対応です。

マクドナルドは今後数四半期をかけて多くの店舗を改造し、シェイク・シャックなどの出前サービスを提供しているファストフードチェーンに追いつくでしょう。

実際、マクドナルドは、シェイク・シャックやメキシコ料理チェーンのチポトレ・メキシカン・グリル(NYSE:CMG)などデジタル販売等で先行しているファストフード店を大いに参考にしています。

これは、マクドナルドが2019年下半期に顧客数を増加させるために役立つでしょう。(提供: The Motley Fool Japan

元記事の筆者Demitrios Kalogeropoulosは、チポトレ・メキシカン・グリル株、マクドナルド株を保有しています。モトリーフール社は、チポトレ・メキシカン・グリル株を保有し、そして推奨しています。モトリーフール社はグラブハブ株を推奨しています。