子どもと一緒の買い物では、レジの支払いは素早く済ませたいものです。そんな時にはデビットカードが便利です。ここでは、クレジットカードとの違いや、小さな子どもを持つママにとってのメリットを詳しく解説します。現金主義を脱することで、毎日の買い物がぐっと身軽になるかもしれません。
忙しいママの必需品?デビット機能付きキャッシュカードが人気

赤ちゃんを抱いて買い物に行ったり、小さな子どもと一緒に買い物に行ったり。子育て中のママなら毎日のように経験することです。
赤ちゃんを抱いたままだと、お財布からお金を出すのも一苦労です。また、お釣りのやり取りをしている間に小さな子どもが待ちきれずにぐずり出してしまうことも。子育て中こそ、支払いは手際よくスマートに済ませたいものです。
そんな時は、デビットカード機能付きのキャッシュカードがあると便利です。
クレジットカード・キャッシュカード・デビットカードの違いは?
お金に関するカードには、クレジットカード、キャッシュカード、デビットカードの3種があります。カードで支払いをする時に使うのがクレジットカードで、銀行からお金を引き出す際に使うのがキャッシュカードです。この2つは多くの人が日頃から利用していることでしょう。
一方、デビットカードとはキャッシュカードにデビットカード機能が付いたカードのことで、ショッピングや飲食時の支払いに利用できます。デビットカードならクレジットカードのようにレジでそのまま支払いをすることができます。クレジットカードとの違いは、決済すると同時に銀行口座から決済額が引き落とされるという点です。
クレジットカードの場合、カードを使って買い物をした金額は、まとめて翌月以降に口座から引き落とされます。そのため、銀行口座に残高がなくても前倒しで買い物ができるというメリットがあります。
一方で、銀行口座の残高以上にお金を使い過ぎてしまったり、引き落とし日になって残高が足りず焦って入金したりといったことが起こりがちです。そのため、クレジットカードは使わず現金主義を貫くという人もいます。
しかし、デビットカードの場合は即座に引き落とされるため、残高以上にお金を使い過ぎてしまう心配がありません。無駄遣いが嫌いな人や、忙しくて銀行口座の残高に気を配るのが面倒だという人に人気の決済方法です。
デビットカード決済のメリットと注意点を知ろう
デビットカードはクレジットカードと違い、現金と同じ感覚で使うことができます。お財布感覚で安心感があるのがデビットカードの大きなメリットでしょう。クレジットカードに抵抗感がある人でも、デビットカードなら比較的すんなりなじむことができます。一方で、デメリットや利用に際して注意点もあります。デビットカードの利用を考えている人は下記のメリット・デメリット(注意点)を理解しておきましょう。
デビットカードは審査なしで便利、ただし利用できないケースもある
デビットカードの大きなメリットは、レジでの支払い時間が短縮できることです。小銭を探したりお釣りをやり取りしたりする手間がなく、スマートに支払いを終えることができます。また、デビットカードがあればATMにいちいちお金を下ろしに行く必要がありません。これは忙しいママにとって大きなメリットです。
さらに、デビットカードはクレジットカードと違って審査が必要ないのも魅力の一つです。カードによって申込可能年齡の制限はありますが、銀行口座さえあれば誰でも簡単にデビットカードを発行することができます。
デビットカードには、クレジットカードのようにポイントが付くカードもあります。使い方次第で、現金よりも賢くお金を貯めることができるでしょう。
一方、ポイント還元率ではデビットカードはクレジットカードに劣る場合があります。また、国際ブランド(VisaやMastercard ®など)が使用できない店舗や、高速道路料金やガソリンスタンドなど、サービスによっては支払いができないケースもあります。
スムーズに決済できて、使い過ぎ防止にも役立つデビットカード
これからますますキャッシュレス社会が進む中で、デビットカードやクレジットカードの出番はさらに増えるかもしれません。特に、子どもを抱えたママにとっては、現金よりもスムーズに会計ができるカード類はぜひ利用したいところです。その際に即時払いによって、使い過ぎを防ぎ、審査無しで簡単に作れるデビットカードはより利便性を享受しやすいカードといえるでしょう。(提供:ANA Financial Journal)
【おすすめ記事 ANA Financial Journal】
・富裕層のための会員制コミュニティの目的とは
・優雅な趣味としてもおすすめな、アンティーク洋食器への投資
・コストコ非会員でもプリペイドカードがあればワンデーパスで入店可能?
・わずか10年で高級時計の頂点に。「リシャール・ミル」に学ぶコンセプト設計の大切さ
・家族で楽しむ株主優待5選 レジャーやテーマパーク、旅行など