ファイナンシャル・アドバイザー
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規制されてきた「節税プラン」とはどういうもので、何が問題だったのか。その概要を解説する。

今回、国税庁に封印され、生命保険協会からも否定されることになった「節税プラン」とは、そもそも何だったのだろうか。上場している大企業でも、かつて長期経営計画は10年、中期経営計画は5年程度であったが、現在では経営計画はせいぜい3年であり、先が見通せない時代に突入していることがわかる。まして、中小企業では、来年度の経営状態を予測することすら難しい。

中小企業経営者の死亡・就業不能による売上の減少、役員・従業員の退職支払い、自然災害のよる操業停止、価格変動による仕入れコストの増加、競争激化による売上や利益の減少など、中小企業を取り巻く環境は極めて厳しいものがある。

過去10年間の赤字は当該年度の黒字と相殺できるが、将来の赤字との相殺は当然できない。であれば、不測の事態に備えたいと思うのは当然である。