ファイナンシャル・アドバイザー
(画像=fizkes/Shutterstock.com)
提案4
事業承継対策に生命保険が活用できることはご存知ですか?

想定される課題

2016年12月に中小企業庁が示した「事業承継ガイドライン」では、中小企業における事業承継の深刻な実態が明らかにされている。中小企業は、わが国の企業数の約99%、従業員数の約70%を占めており、わが国の経済と雇用を支える重要な役割を果たしているが、事業の将来性、海外との厳しい競争、後継者難などの様々な事情から、事業承継が円滑に進んでいないのが現状だ。

図表1は「事業承継ガイドライン」で示されている中小企業経営者の平均年齢を1995年から2015年まで5年刻みに表したものである。グラフの最も高いところが経営者の年齢分布が最も多いことを示しており、1995年には中小企業経営者の平均年齢が47歳となっていたものが、2015年には66歳となっている。つまり、統計を取っている5年ごとに経営者が経営者のまま5歳ずつ年齢を重ねており、事業承継が行われずに経営者の高齢化が進んでいることがわかる。