2018年以降、新興国の通貨が低レート化しています。つまり、見方を変えれば「お得に海外旅行」が叶うチャンスともいえます。なかでも、通貨が安くなっているトルコ、アルゼンチン、ブラジルの3ヵ国について、どのような旅が楽しめるかを見てみましょう。

トルコで景勝地めぐりとグルメを楽しむ

新興国通貨,リッチ,旅
(写真=Nejdet Duzen/Shutterstock.com)

「トルコショック」と呼ばれる大きな通貨危機を経験したトルコの通貨・リラは、現在も安値が続いています。2019年7月現在で1トルコリラはおよそ19円。例えば500ミリリットルの水は2トルコリラほどなので、40円以下で買うことができます。

西アジアと東ヨーロッパをまたぐ場所を領土とし、古代文明の遺跡や自然がつくり上げた景色など、観光スポットが豊富です。また、グルメ好きならぜひ本場のトルコ料理も食べておきたいですね。

カッパドキアやイスラム建築など、多彩な観光スポット

新興国通貨,リッチ,旅
(写真=Olena Tur/Shutterstock.com)

トルコ中部にあるカッパドキアは世界遺産で、背の高い岩がいくつも立ち並ぶ光景はとても神秘的です。奇岩群を眺める気球ツアーもあり、さまざまな角度から楽しめます。

なかでも、イスタンブールはヨーロッパとアジアを結ぶ交易の要所として発展してきた街で、「ウル ジャーミィ」や「セリミエ・モスク」といった壮麗なイスラム建築を堪能できます。トルコ南~西部はエーゲ海や地中海に面し、リゾート地としても人気です。

アルゼンチンで大自然の力を間近に

南アメリカの南部に位置するアルゼンチンでも、通貨であるアルゼンチンペソの下落がありました。2019年7月現在で1アルゼンチンペソはおよそ2.5円。500ミリリットルの水はおよそ16アルゼンチンペソなので、約40円で買うことができます。

観光スポットとして有名なのは「イグアスの滝」などの豊かな自然。ほかにも「カミニート」と呼ばれるカラフルな家並みが続くエリアもあり、アート好きなら訪れておきたい場所です。

イグアスの滝で大自然の迫力を感じる

新興国通貨,リッチ,旅
(写真=Ivo Antonie de Rooij/Shutterstock.com)

イグアスの滝は、北米の「ナイアガラ」、アフリカの「ビクトリア」と並ぶ世界三大瀑布(ばくふ)のひとつです。最大落差は約80メートル、滝全体の幅は4キロメートルにも渡り、ブラジルとの国境でもあります。滝へ続くトレッキングコースまではトロッコ列車も運行しており、景色を楽しむのもおすすめ。イグアス国立公園の一部のため、園内の動植物も同時に楽しめます。

カラフルな建物が並ぶエリア「カミニート」

新興国通貨,リッチ,旅
(写真=Ivo Antonie de Rooij/Shutterstock.com)

首都・ブエノスアイレスの南東部にある「ボカ」地区の一角には「カミニート」と呼ばれるエリアがあります。建物が異なる色で鮮やかに塗装され、カラフルな街並みが特徴のカミニートはフォトジェニックで、思わずシャッターを切りたくなるスポットです。

手作りの工芸品やアート作品を売っているショップもあり、お土産選びにも事欠かないエリアといえます。また、情熱的なダンス「タンゴ」の発祥の地ともいわれ、街のいたるところでタンゴを見ることができるのも魅力です。

ブラジルで有名スポットをめぐる

政情不安からなかなか為替相場も好転しないのがブラジル・レアルです。2019年7月時点で1レアルは約29円。500ミリリットルの水であれば1レアル=約29円で購入できます。

リオデジャネイロの「コルコバードのキリスト像」は街のシンボルともいうべき存在で、テレビなどで見かけることも多いブラジルの主要観光スポットです。

カーニバルのシーズンである2月には市内に非常に多くの人が訪れます。宿や飛行機のチケットが確保できなくなることもあるので、旅行を検討する際には注意しましょう。

コルコバードのキリスト像は必見!

新興国通貨,リッチ,旅
(写真=dmitry_islentev/Shutterstock.com)

国際的なスポーツ大会などで、ブラジルのシンボルとしてよく取り上げられるのが、丘の上で腕を広げた姿のキリスト像ではないでしょうか。リオ市内にある標高710メートルのコルコバード丘に建てられた像は高さ約30メートル。幻想的な雰囲気を漂わせています。

丘までは登山電車(ケーブルカー)またはバスが運行していて、丘の上からはコパカバーナビーチなどの美しい海岸線や、市街地の美しい風景を眺めることができます。

サンパウロには日系移民の文化も

新興国通貨,リッチ,旅
(写真=f11photo/Shutterstock.com)

ブラジル南東部に位置するサンパウロは、世界でも屈指の経済都市。市民の憩いの場でもある「イビラプエラ公園」や、日曜日には歩行者天国となる「パウリスタ通り」などが観光名所として有名ですが、一方で日系移民の街としても知られています。市内のリベルダージ駅周辺は日系の飲食店も多く、日本が恋しくなった時にも安心かもしれません。

市内は美術館や博物館も多く、歴史や文化を楽しむスタイルの観光に向いているといえそうです。

通貨事情をふまえて旅先を選ぶのもおすすめ

現在、通貨が安値をつけている国の観光情報をリサーチしました。通貨が下落しているからこそ、少し高いランクのホテルをとったり、ぜいたくな食事や観光を楽しんだりとリッチな旅を楽しめそうです。

ただし、訪れる国や購入する品物によっては日本とあまり変わらないということもあるため、お得に旅行をするなら物価のチェックをしておくとよいでしょう。

また海外旅行ではトラブルにも注意が必要です。渡航前に政情や治安、旅先のトイレ事情(様式の違いやトイレットペーパーの有無)などを調べ、安全で快適な旅を楽しみましょう。(提供:ANA Financial Journal

【おすすめ記事 ANA Financial Journal】
富裕層のための会員制コミュニティの目的とは
優雅な趣味としてもおすすめな、アンティーク洋食器への投資
コストコ非会員でもプリペイドカードがあればワンデーパスで入店可能?
わずか10年で高級時計の頂点に。「リシャール・ミル」に学ぶコンセプト設計の大切さ
家族で楽しむ株主優待5選 レジャーやテーマパーク、旅行など