ビジネス出版社 危ない会社の見分け方コース
融資・審査業務に不可欠の確かな「企業観」を養い、経営不振企業の再生可能性の見極め方についても言及
●債務者区分に沿った視点から企業を捉える
●与信判断の基本から、実践的な信用調査の手法および要注意先・財務内容問題先企業、破たん懸念先企業の早期発見手法のポイントを学ぶ
●再建融資の留意点や経営不振企業の再生可能性を見極める

<*日本FP協会継続教育(タックス) AFP;7.5単位 CFP;15単位>
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企業の倒産要因の把握分析は,「危ない会社」「危ない会社化予測企業」を早期にキャッチするうえで,前項の業種別倒産推移の把握と並んで,というよりはむしろそれ以上に融資業務担当者にとっては必要不可欠である。

企業倒産の形態は業種・規模等によりさまざまであるが,往々にしてみられるのは,類似あるいは酷似した倒産要因が,繰り返し生起する倒産にみられることである。事例としては,平成13年央から同年末にかけて近畿地区の企業の間にみられた紳士靴とその原材料皮革製品の取引をめぐる連鎖倒産がある。この一連の倒産は,かつてバブル経済期に起こったH漁連および大手総合商社も一部関係したと聞く“冷凍魚ころがし”による連鎖倒産ほど大規模ではなかったが,関係筋では注目した。