ビジネス出版社 危ない会社の見分け方コース
融資・審査業務に不可欠の確かな「企業観」を養い、経営不振企業の再生可能性の見極め方についても言及
●債務者区分に沿った視点から企業を捉える
●与信判断の基本から、実践的な信用調査の手法および要注意先・財務内容問題先企業、破たん懸念先企業の早期発見手法のポイントを学ぶ
●再建融資の留意点や経営不振企業の再生可能性を見極める

<*日本FP協会継続教育(タックス) AFP;7.5単位 CFP;15単位>
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1.可能な限り倒産事例企業の資料を多くみること

金融機関の融資担当者としては,取引先企業で生起した倒産事例をみるにとどまらず,僚店で生起した事例および市中調査機関倒産日報等に掲載された個別倒産企業のデータを閲読すべきである。これら資料を多数閲読することによって,その企業が倒産にいたった経緯と倒産の直接・間接要因のピックアップを可能にし,またそこに業種特性による倒産要因の差異も抽出可能になる。

その結果,現融資先の管理面で類似事象の有無また新規融資取上げ先企業の業態面での共通事象の有無を有効にチェックすることができるようになるはずである。倒産事例企業の考察分析を今後の融資実務に役立てられることを切に希望する。

2.倒産要因別事例企業

(事例1)業績改善見通し立たず