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資本金の大きさ・増減の推移や設立年月との関係から何が分かるのか

最低資本金制度があったころ、株式会社の設立には1000万円という資本金が必要だったが、現在では資本金が1円でも株式会社を作れるようになった。資本金は、設立時こそ払込みの証明が必要だが、その後は現金やその同等物という形で保管されるわけでもないため、資本金の額が大きいことがその会社の信用力につながるわけではない。

また、中小企業基本法では中小企業者と小規模企業者を業種・従業員・資本金で定義している(中小企業庁HP「https://www.chusho.meti.go.jp/faq/faq/faq01_teigi.htm#q1 」参照)。そのため国の施策でもよく資本金が登場するが、金融機関や信用調査会社が企業を見る際には「参考程度」として扱うのが通例となっていると筆者は感じている。だからこそ資本金の情報を違った切り口で捉えることができれば、アプローチするうえでの武器になろう。

設立からの経過年数と資本金の大きさに注目