①本章の内容
マネーローンダリング対策では、取引を行う際の確認とその後の継続的な顧客管理の2つが大きな柱となります。
この章では、取引を行う際の確認(取引時確認)について、気を付けるべきポイントを見ていきましょう。
②複雑なルール―一例として確認すべき場合について
金融機関は、さまざまな種類の取引をさまざまな顧客と行いますので、確認のルールは、当然複雑になります。
たとえば、どのような場合に取引時確認が必要となり、そのうちのどのような場合に厳格な方法での取引時確認が必要となるのかを見てみましょう。