モトリーフール米国本社、2019年11月4日投稿記事より

物流大手のフェデックス(NYSE:FDX)の株価は4日、米中貿易摩擦の懸念後退で5%以上上昇しました。

同社は、世界貿易の緊張の高まりの影響を大きく受け、業績および株価の低迷が続いていました。株価は、1日までの1年間で25%以上下落していました。

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(画像=Getty Images)

フェデックスの会長兼CEOのフレッド・スミスはこれまで決算発表で、「当社の事業は、貿易摩擦の悪化および政策の不確実性に伴うグローバルマクロ環境悪化の影響を引き続き受けています」と述べてきました。

しかし最近、ロス米商務長官が米中貿易交渉の合意に向け前向きな姿勢を示したことで、見通しが変わりつつあります。

詳細は不明ですが、緊張の緩和により、12月15日スタート予定の新たな制裁関税措置が見送りになる可能性が出てきます。

新たな制裁関税は家電製品や玩具が対象となるため、米年末商戦に大きな影響を与える可能性があります。

また、フェデックスのピークシーズンの運送にも大きな影響を及ぼします。

米中貿易摩擦の緩和見通しはフェデックスにとって朗報ですが、依然として世界経済の減速や米リセッション入りに関する懸念は大きく、同社にとって引き続き不安材料です。

なお、フェデックスは予想PER(株価収益率)約12倍で取引されています。(提供: The Motley Fool Japan


免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資アドバイスではありません。元記事の筆者Lou Whitemanは、フェデックス株を保有しています。モトリーフール米国本社は、アマゾン株を保有し、そして推奨しています。