モトリーフール米国本社、2019年11月5日投稿記事より

グルメハンバーガーチェーンのシェイク・シャック(NYSE:SHAK)が5日に発表した第3四半期(7~9月)決算は、既存店の増収率などがアナリストのコンセンサス予想を下回り、株価は一時約20%下落しました。

第3四半期の売上高は前年同期比31.9%増の1億5780万ドル(約170億円)で、アナリスト予想と同様でした。

増収分は、新店舗が大きく寄与しています。

シェイク・シャックは、第3四半期に17店オープンしました。

しかし、既存店の増収率は2%足らずで、アナリスト予想の2.5%を下回りました。

来客数は1.2%増に過ぎず、値上げ効果が増収を補いました。

配達面の課題

シェイク・シャックが、配達パートナーとして出前サービスのグラブハブ(NYSE:GRUB)1社に絞ったことが売上高成長を抑えている面があります。

シェイク・シャックのPOS(販売時点情報管理)システムとグラブハブのジャストインタイム技術を連携させることで、より早く、より新鮮な状態で出前が可能になるということでした。

しかし、グラブハブとの提携に絞ったため、同業のドアダッシュ、ポストメイト、キャビアなどとの提携を打ち切りました。

CEOのランディー・ガラッティも、第3四半期には提携打ち切りの影響が出ていることを認めています。

また、アナリストも1社提携を疑問視しています。

第3四半期の業績により、シェイク・シャックは通期の既存店の増収率予想を当初の2%から1.5%に下方修正しました。

そして、各店舗レベルの通期営業利益率予想も従来の23%から22~22.5%に引き下げました。

2020年には店舗の改装計画があり、更なる利益押し下げ要因となるため、既存店売上高の今後の推移を注視する必要があるでしょう。(提供: The Motley Fool Japan


免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資アドバイスではありません。元記事の筆者Joe Tenebrusoは、記事で言及されている株式を保有していません。モトリーフール米国本社は、グラブハブ株を推奨しています。