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- 為替編
- 付帯物件付振込とは、どのような振込ですか。また、振込依頼人から依頼された場合、どのように対応すればよいでしょうか。
付帯物件付振込とは、受取人が振り込まれた資金と照合するために必要とされる資料(付帯物件)が振込票(または振込通知)に添付されている振込のことです。
例えば、学校の入学金・授業料などの納付金を振り込む際の明細資料や、会費の納入・地方税納付の際の納入済通知書、納税原符などがあり、ほとんどの付帯物件は、受取人が請求書を兼ねて振込人へ送付した用紙の中に組み込まれています。
振込には、為替通知の送達手段としてテレ為替(全銀システムを通じて為替通知を1件ごとにオン ラインで送受信するもの)やMTデータ伝送(複数の為替通知データを一括して送受信するもの)、文書為替(郵送や文書交換等により為替通知をやりとりするもの)があり、通常テレ為替により取り扱うこととしています。
一方、付帯物件付振込は、原則としてMTデータ伝送または文書為替により取り扱い、特に緊急を 要するものについてはテレ為替により取り扱うこともできます。