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今回のサンプルは、機械部品製造業H社の3ヵ年の貸借対照表です。数値の増減で目立つのは、固定資産のうちの建物・機械と、固定負債のうちの長期借入金です。建物・機械は前期から当期で2100万円増加し、長期借入金は前期から当期で1700万円増加しています。
双方の数値が完全に一致しているわけではありませんが、この状況から、自己資金ですべて賄うことが難しかったため、長期借入金を受けて建物や機械といった設備を導入したことが考えられます。