可変保険料率,導入
(画像=PopTika/Shutterstock.com)
金融庁が預金保険制度の保険料率に関し「可変保険料率」の導入を目指す方針を打ち出した。これにより地方銀行に経営改革を促すつもりだが、銀行側としては、預金者による銀行の選別が進むという意見も多く、警戒を強めている。

金融庁は8月にまとめた「利用者を中心とした新時代の金融サービス~金融行政のこれまでの実践と今後の方針」(金融行政方針)で、銀行などが破綻に備え積み立てている預金保険制度の保険料率に関し「可変保険料率」の導入を目指す方針を打ち出した。

経営の健全性が高まれば料率が下がって保険料負担が減るようにし、再編などを通じた経営改革を地方銀行に促す。ただ、保険料率が銀行を〝格付〟する指標にもなり、「預金者による銀行の選別を加速させるのではないか」と銀行関係者らは警戒を強めている。

何を基準に保険料率を決定するのかにも注目